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ソニー純正SDカード「SF-E」の選び方|V60とV30の違いと容量別の使い分け

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ソニーのカメラに入れるSDカードを選ぼうとすると、「UHS-II」「V60」「SDXC」など、見慣れない表記がたくさん出てきて迷いがちです。

この記事では、ソニー公式サイトの情報をもとに、いま買えるソニー純正SDカード「SF-Eシリーズ」の違いと、表記の見方、容量の選び方、買う前の注意点をまとめました。

※公式サイトの情報をもとに、2026年10月時点の内容をまとめています。販売状況や価格は変わることがあるので、購入前に公式サイトで確認してください。

先にポイント:現行のソニー純正SDカードはSF-Eシリーズ

  1. 販売中のSF-Eは3型番:SF-E256(256GB)、SF-E128A(128GB)、SF-E64A(64GB)です。以前のSF-GシリーズとSF-Mシリーズは生産完了と案内されています
  2. 4K動画ならV30以上、8K動画ならV60以上:公式サイトの推奨条件です。64GBのSF-E64AはV30なので8Kには向きません
  3. 速さを活かすには、カメラ側もUHS-II対応が必要:最大読み出し270MB/sは、UHS-II対応機器で使った場合の値です

SF-Eシリーズのラインナップ

SF-Eは、UHS-II対応のSDXCメモリーカードです。公式サイトでは、最大読み出し速度は全モデル共通の270MB/sで、書き込み速度とビデオスピードクラスが容量ごとに違います。

ソニー純正SDカード「SF-Eシリーズ」ラインナップ
SDXC UHS-II/最大読み出し270MB/s(UHS-II対応機器で使用した場合)
256GB
V60
最大書き込み
120MB/s
128GB
V60
最大書き込み
100MB/s
64GB
V30
最大書き込み
45MB/s
型番容量ビデオスピードクラス最大読み出し最大書き込み保証書
SF-E256256GBV60270MB/s120MB/s同梱なし
SF-E128A128GBV60270MB/s100MB/s同梱(5年)
SF-E64A64GBV30270MB/s45MB/s同梱(5年)

※出典:ソニー公式サイト「SF-Eシリーズ」(2026年10月時点)。速度は測定条件で決めた最大値で、性能を保証するものではありません。価格はオープン価格です。以前の型番SF-E128とSF-E64は、公式サイトでは販売終了と表示されています。

ソニー純正のSDカード

ソニーでSF-Eシリーズを見る

表記の見方:UHS-II、U3、V60の違い

SDカードの表記は、「カードの規格」と「書き込みの最低速度」の2つに分けると整理できます。

UHS-IとUHS-II:データの通り道の違い

ソニーの解説では、UHS-IIは「車線が多い」高速な規格にたとえられています。最高の転送速度は、UHS-Iが104MB/s、UHS-IIが312MB/sです。ただし、この差が出るのは、カメラがUHS-IIに対応している場合です。

スピードクラス:最低でも出る書き込み速度

  • Class10最低書き込み速度10MB/s
  • UHS Class3(U3)最低書き込み速度30MB/s。4K動画の撮影に向いているとされています
  • ビデオスピードクラス(V30、V60など)動画向けの表記です。SF-Eでは、V30とV60の2種類があります

動画の画質とビデオスピードクラスの目安

ソニー公式のSF-E案内にある、推奨条件は次のとおりです。

4K動画
V30以上(UHS-IまたはUHS-IIでU3)
64GBのSF-E64A(V30)でも対応
8K動画
V60以上(UHS-IIで使用)
SF-E256・SF-E128A(V60)が該当

撮影するモードのビットレートによって、必要な速度は変わります。使うカメラの取扱説明書も、あわせて確認してください。

容量の選び方

SDHCとSDXCは容量で分かれる

SDカードは容量によって規格が分かれていて、機器ごとに使えるカードが決まっています。

SD
2GB
SD・SDHC・SDXC対応の機器で使える
SDHC
4GB〜32GB
SDHC・SDXC対応の機器で使える
SDXC
64GB〜2TB
SDXC対応の機器でのみ使える

SF-Eシリーズは3型番ともSDXCなので、お使いのカメラがSDXCに対応しているかを、取扱説明書や公式サイトで確認してください。

撮影できる枚数・時間の目安

ソニーが公開している目安です。実際の数値は、使う機器や設定で変わります。

64GB128GB
写真(36M/エクストラファイン)約2,500枚約5,000枚
4K動画(100Mbps)約75分約150分

写真が中心なら、128GBあれば1回の撮影には十分な枚数です。4K動画を長く回す人や、旅行でバックアップなしにたくさん撮る人は、128GB以上が安心です。

α7 Vで使うなら:2つのスロットの違い

ソニーの公式仕様によると、α7 Vのメモリーカードスロットは次の構成です。

SLOT1
SDカード(UHS-I/II)CFexpress Type Aカード
SLOT2
SDカード(UHS-I/II)

どちらのスロットにも、UHS-II対応のSDカードを入れられます。SF-Eは2枚入れて、バックアップ用や、動画用と写真用に分けて使うことができます。

※α7 V以外の機種は、スロットの構成や対応規格が違います。お使いの機種は、公式サイトで確認してください。

買う前の注意点

  • カメラがUHS-IIに対応しているかUHS-IIの速さが出るのは、対応機器で使った場合です。UHS-I対応のカメラでも使えますが、速度は変わります
  • 表示容量と、使える容量は違う公式サイトには、ユーザーが使える容量は表示値より少なくなるとの注意書きがあります
  • パソコンで速く読み込むにはUHS-II対応のカードリーダー(公式サイトでは「MRW-S1」が紹介されています)などを使うと、速度が活きます
  • データ復旧ソフトの特典「Memory Card File Rescue」を無償でダウンロードできます。ただし、復旧は保証されていません

使うカメラと容量が決まったら

SF-Eシリーズの価格と在庫を確認する

気になるギモン

以前のSF-GシリーズやSF-Mシリーズは、いまも買えますか?

公式サイトでは、SF-Gは生産完了、SF-Mはソニーストアで取り扱いがない、と案内されています。いま新品でそろえるなら、SF-Eシリーズが中心になります。

UHS-II対応ではないカメラでも使えますか?

公式サイトでは、UHS-Iや従来のSDインターフェースでも使用できると案内されています。ただし、速度は機器や条件で変わり、UHS-IIの最大読み出し270MB/sは出ません。

V60とV30は、どちらを選べばいいですか?

4K動画までならV30以上が目安です。8K動画を撮るなら、V60以上が必要です。64GBのSF-E64AはV30のみなので、8Kを撮る予定があるなら、128GB以上のV60モデルを選びましょう。

迷ったら、まずは公式で型番を確認

ソニーでSF-Eシリーズを見る

まとめ

ソニー純正SDカードは、いま新品で選ぶなら「SF-Eシリーズ」の3型番が中心です。4K動画ならV30以上、8K動画ならV60以上が目安で、速さを活かすにはカメラ側もUHS-II対応であることが条件です。

写真や4K動画が中心なら128GBのSF-E128A、8Kや長時間の撮影も考えるなら256GBのSF-E256が選びやすいでしょう。購入前は、お使いのカメラが対応している規格と、販売状況を公式サイトで確認してください。

ソニー純正のSDカード

ソニーでSF-Eシリーズを見る
PHOTO CREDITPixabay