Macの時短テクニック10選|毎日ラクになるショートカットと小技
Macには、キーを少し押すだけで操作が一気に短くなる機能がたくさんあります。この記事では、Appleの公式情報をもとに、毎日の作業で役に立つ時短テクニックを10個選んで紹介します。
スマホの小技はiPhone・iPadの時短テクニック10選、ブラウザの小技はChromeの時短テクニック10選で紹介しています。あわせてどうぞ。
※最新のmacOSを前提にしています。
先にポイント:まず試したいのは3つ
- 探す・開くをSpotlightにまとめる:Command+スペースバーで、アプリもファイルも計算もここから。
- コピーしたものを遡る:クリップボード履歴を使えば、少し前にコピーした文章を呼び出せる。
- 画面の整理とキャプチャをキーで済ませる:ウインドウの配置とスクリーンショットは、ショートカットのほうが速い。
1. Spotlightで、アプリもファイルも一発で開く
Command+スペースバーを押して、探したいものを入力します。いちばん合っている結果が上に出るので、Returnキーを押せばそのまま開けます。
Spotlightでは、「85の15%」のような計算や、「5マイルをkm」のような単位の換算もできます。結果を選んでスペースバーを押すと、プレビューも見られます。
2. クリップボード履歴で、前にコピーしたものを呼び出す
コピーしたものは、次にコピーするまでしか貼り付けられない、と思っていませんか。macOS 26(Tahoe)以降では、Spotlightからクリップボード履歴を見られます。
初期状態ではオフです。Spotlightでクリップボードを開くときに出る確認で許可するか、「システム設定」の「Spotlight」を開き、下までスクロールして「クリップボードからの結果」をオンにします。履歴を残す期間も同じ場所で選べます(macOS 26.1以降では、30分、8時間、7日間)。
使うときは、Command+スペースバーでSpotlightを開き、続けてCommand+4を押します。
なお、Appleの「パスワード」アプリからコピーしたパスワードは、履歴に保存されません。ほかのアプリからコピーした場合の動作は、アプリによって違う可能性があります。パスワードや個人情報をコピーすることが多い人は、保持期間を短めにしておくと安心です。
3. Command+Tabで、アプリをすばやく切り替える
Command+Tabを押すと、最近使ったアプリに切り替えられます。マウスでDockをたどるより、ずっと速く移動できます。
同じアプリでウインドウを複数開いているときは、Command+「`」(バッククォート)で、次のウインドウに切り替えられます。ブラウザを2つ開いているときなどに便利です。
4. ウインドウを、左右にきれいに並べる
2つのウインドウを見比べながら作業したいときは、ウインドウのタイル表示が便利です。macOS Sequoia 15以降で使えます。
いちばん手軽なのは、ウインドウを画面の左端や右端までドラッグする方法です。ウインドウの左上にある緑のボタンにポインタを合わせて、メニューから選ぶこともできます。
キーボードで動かす場合は、Control+Globe(fn)キー+矢印キーが基本です。左右の矢印で左半分・右半分、上下の矢印で上半分・下半分に配置できます。ほかにも、Fで画面いっぱいに広げる、Cで中央に置く、Rで直前のサイズに戻す、といった操作があります。
ショートカットは、「システム設定」の「キーボード」から確認・変更できます。
5. スクリーンショットは、Shift+Command+5で選ぶ
スクリーンショットは、Shift+Command+5を押すとツールバーが出て、全画面、ウインドウ、画面の一部、画面収録を選べます。タイマーや保存先も、ここの「オプション」から変えられます。
よく使うなら、次のショートカットも覚えておくと便利です。
- Shift+Command+3:画面全体
- Shift+Command+4:画面の一部(このあとスペースバーを押すと、ウインドウ1枚を撮れます)
撮影した画像は、デスクトップに保存されます。保存せずにメールなどに貼り付けたいときは、Controlキーを押しながら同じショートカットを押すと、クリップボードにコピーされます。
6. スペースバーで、ファイルの中身をさっと見る
Finderでファイルを選んだままスペースバーを押すと、クイックルックでプレビューが開きます。画像やPDFを、アプリで開かずに確認できます。もう一度スペースバーを押せば閉じます。
ファイルがたくさん並んでいて、目的のものを探すときに重宝します。
7. Shift+Command+Gで、フォルダへ直接移動する
Finderで、Shift+Command+Gを押すと「フォルダへ移動」の入力欄が出ます。フォルダの場所を入力するだけで、そこへ直接移動できます。
深い階層にあるフォルダを、クリックでたどる手間がなくなります。
8. 貼り付けるときに、書式を合わせる
ウェブページの文章をコピーして貼り付けると、文字の大きさや色までそのまま入ってしまうことがあります。そんなときは、Option+Shift+Command+Vで貼り付けます。貼り付けた内容が、周りの文章と同じスタイルにそろいます。
メールや文書に貼り付けたあとの、書式直しの手間が減ります。
9. アプリを隠す・小さくする・強制終了する
画面がウインドウでごちゃごちゃしてきたら、次の操作で整理できます。
- Command+H:いま使っているアプリを隠す
- Option+Command+H:ほかのアプリをまとめて隠す
- Command+M:ウインドウを最小化する
アプリが反応しなくなったときは、Option+Command+Escで「アプリの強制終了」の画面を開けます。保存していない内容は失われることがあるので、最後の手段にしましょう。
10. 絵文字や記号を、キーひとつで呼び出す
fn+E(またはControl+Command+スペースバー)を押すと、絵文字や記号を選べる画面が開きます。「→」や「©」のような記号を探すときにも使えます。
最初にやるなら、この3つ
全部を一度に覚える必要はありません。まずは、Spotlight、スクリーンショット、ウインドウの配置の3つがおすすめです。毎日の作業が、すぐに短くなります。
よくある質問
クリップボード履歴が出てこないのはなぜ?
macOS 26(Tahoe)以降の機能で、初期状態ではオフです。「システム設定」の「Spotlight」で、「クリップボードからの結果」をオンにしているか確認してください。
ショートカットが効かないときは?
アプリによっては、独自のショートカットが使われていて、同じキーでも動きが違うことがあります。その場合は、アプリのメニューに書かれているショートカットを確認してください。OSのショートカットは、「システム設定」の「キーボード」で確認・変更できます。
Windowsからの乗り換えで、まず覚えることは?
コピー(C)、貼り付け(V)、取り消し(Z)などの文字は共通で、Controlキーの代わりにCommandキーを使います。まずはここから慣れると、スムーズです。
まとめ
Macの時短テクニックを、10個紹介しました。ひとつずつ試して、手になじんだものだけ残していけば十分です。
毎日使うパソコンだからこそ、少しの操作が短くなるだけで、1年の積み重ねは大きく変わります。気になるものから試してみてくださいね。



