AdSenseの収益が出ない・広告が表示されないときの原因と対処法|まず確認したい5つのポイント
「AdSenseに合格したのに、収益がほとんど出ない」「設定したはずの広告が、記事に表示されていない」。ブログを運営していると、こんな悩みにぶつかることがあります。
収益が出ない原因は、AdSenseのアカウントの状態から、記事への広告の表示、広告の配置まで、いくつか考えられます。この記事では、AdSenseヘルプの公式情報をもとに、チェックすべきポイントを順番にまとめます。
※2026年10月31日時点で、Google AdSense ヘルプの情報を確認してまとめています。
先にポイント:まず確認したい5つ
- ポリシーセンターに問題が出ていないか:ポリシーに関する問題があると、広告は配信されません。
- 「広告配信の制限」がかかっていないか:かかっていると、表示できる広告の数が制限されます。
- ads.txtが「承認済み」になっているか:問題があるとAdSenseに警告が出て、収益に影響が出る可能性があります。
- 記事に広告が本当に表示されているか:テーマやプラグインの設定で、広告が出ていない記事がないか確認します。
- 広告の数と位置は適切か:読者の目に入る位置に、適度な数の広告があるかを見直します。
まずAdSenseの管理画面で確認すること
ポリシーセンターに問題が出ていないか
まずはAdSenseの管理画面にある「ポリシー センター」を開きましょう。AdSenseヘルプでは、ポリシーセンターで確認できる問題として、ポリシーに関する問題、規制に関する問題、広告主の設定に関する問題の3種類が挙げられています。
このうちポリシーに関する問題がある場合、広告は配信されません。ポリシーセンターでは、サイトごとに次のような状態が表示されます。
| 表示される状態 | 意味 |
|---|---|
| 広告配信の無効化 | サイトの広告掲載がすべて停止されている |
| 制限付きで広告配信中 | 入札できる広告主が限られ、広告の需要がほとんどない可能性がある |
| 要注意の広告配信 | まだ影響はないが警告を受けていて、期限までに修正が必要 |
| 広告配信の制限 | アカウントで表示できる広告の数に制限がかかっている |
※出典:Google AdSense ヘルプ「ポリシーに関する問題、規制に関する問題、広告主の設定に関する問題、および広告配信ステータスの概要」をもとに要約。
問題が出ている場合は、内容を確認して修正しましょう。「広告配信の無効化」の場合は、修正したあとに審査をリクエストできます。
「広告配信の制限」がかかっていないか
「広告配信の制限」は、AdSenseアカウントで表示できる広告の数に制限が設けられる状態です。AdSenseヘルプでは、Googleがトラフィックの品質を評価している間の一時的な制限か、無効なトラフィックの問題が原因と説明されています。
期間は、通常30日未満とされていますが、それ以上かかることもあります。制限がかかっている間も、コンテンツと読者を増やす取り組みを続けるよう案内されています。
ads.txtが「承認済み」になっているか
ads.txtは、自分のサイトで広告を販売してよい事業者を示すファイルです。AdSenseヘルプでは、必須ではないものの、使用することが強くすすめられています。ads.txtに問題がある場合は、AdSenseアカウントに警告が表示され、収益に影響が出る可能性もあるとされています。
状態は、AdSenseの「サイト」で確認できます。サイトを選んで「アップデートを確認」をクリックすると、ads.txtの状態が更新されます。状態が「承認済み」になっていればOKです。
※ads.txtを修正しても、AdSenseに反映されるまで数日、広告リクエストが少ないサイトでは最長で1か月ほどかかることがあるとされています。
記事に広告が本当に表示されているか確認する
管理画面に問題がなくても、記事に広告が表示されていなければ、収益は発生しません。意外と見落としやすいのがここです。
いくつかの記事を開いて、広告の数を数える
トップページだけでなく、アクセスの多い記事をいくつか開いて、広告がいくつ表示されているかを確認しましょう。テーマやプラグインの設定、記事の種類によって、広告が出る記事と出ない記事が分かれていることがあります。
広告ブロッカーを止めて確認する
ブラウザに広告ブロッカーの拡張機能を入れていると、自分のサイトの広告も表示されません。確認するときは、広告ブロッカーを止めるか、入っていないブラウザで見るようにしましょう。
自分の広告は絶対にクリックしない
確認のときに注意したいのが、クリックです。AdSenseのプログラムポリシーでは、パブリッシャーが自分のサイトに表示される広告をクリックすることは、どのような理由があっても認められていません。広告が出ているかを見るだけにして、クリックはしないようにしましょう。
記事が検索に表示されていないと、広告が出ても見られません。検索に出ないときは、「クロール済み – インデックス未登録」の原因と対処法もあわせて確認してみてください。
広告は表示されているのに収益が低いとき
広告がきちんと表示されていても収益が低い場合は、広告の数や位置を見直してみましょう。
- 読まれる位置に広告があるか:記事の最後にしか広告がないと、そこまで読まれない記事では表示されません。最初の見出しの前など、読者の目に入りやすい位置にも置くと効果的です。
- 広告の数が少なすぎないか:長い記事に広告が1つだけだと、表示の機会が少なくなります。記事の長さに合わせて、適度な数を配置しましょう。
- 広告を置きすぎていないか:反対に、広告が多すぎると読みにくくなり、読者が離れる原因になります。
- アクセスそのものを増やす:AdSenseの収益は、広告が表示される回数に左右されます。結局のところ、読まれる記事を増やすことが一番の近道です。
WordPressなら、Advanced Adsで配置を管理すると便利
WordPressでは、プラグイン「Advanced Ads」を使うと、「2つ目の見出しの前」「記事の最後」のように、広告を置く場所をまとめて設定できます。使い方は「WordPressでアドセンス広告を自由自在に設置できる「Advanced Ads」の使い方」で紹介しています。
よくある質問
広告を貼ったばかりなのに、表示されません。
設定直後は、表示されるまで少し時間がかかることがあります。AdSenseヘルプでは、ads.txtが承認済みになってから、ページに広告が表示されるまで1時間ほどかかる場合があると案内されています。時間をおいても表示されない場合は、この記事のチェックポイントを順番に確認しましょう。
広告枠が空白のまま表示されることがあります。
広告の枠があっても、そのときに表示できる広告が返ってこなかった場合は、空白になることがあります。AdSenseでは、広告ユニットの状態として、広告が表示されている状態のほかに、広告が返されず空になっている状態が定義されています。いつも空白になる場合は、ポリシーセンターなどを確認しましょう。
自分のサイトの広告が表示されているか、確認しても大丈夫ですか?
表示を見るだけなら問題ありません。ただし、自分の広告をクリックすることは、どのような理由があっても認められていません。確認するときは、クリックしないように注意しましょう。
まとめ
AdSenseの収益が出ないときは、まず管理画面でポリシーセンター、広告配信の制限、ads.txtを確認しましょう。そのうえで、実際の記事を開いて、広告が本当に表示されているかを確かめることが大切です。
テーマのカスタマイズやプラグインの設定が原因で、一部の記事だけ広告が止まっていることもあります。管理画面に問題がないのに収益が少ないときは、ぜひ記事を1本ずつ開いて確認してみてください。
WordPressでの広告の配置や、サイト運営については、次の記事も参考にしてください。
参考:Google AdSense ヘルプ「広告配信の制限」「ポリシーに関する問題、規制に関する問題、広告主の設定に関する問題、および広告配信ステータスの概要」「AdSense プログラム ポリシー」「ads.txt に関するガイド」



