PHPバージョンアップで動かなくなった「Crayon Syntax Highlighter」を動くようにする方法
サイト上でソースコードを綺麗に表示させることができるWordPressのプラグイン「Crayon Syntax Highlighter」ですが、実は公式の更新が5年以上前に止まっており、WordPress 5.8やPHP7.4以上のバージョンでは動作しないどころか、ページが表示されなくなってしまうエラーも出てきてしまいます。
このまま公式での対応は恐らく無さそうです。安全に使用を続けるには代替プラグインを探す事が必要がありますね。
本サイトでもCrayon Syntax Highlighterを使用しているのですが、設定も簡単で気に入っているのと、入れ替えがちょっと面倒…なのでなんとか動かす方法を見つけて対応しましたのでご紹介します!
「Crayon Syntax Highlighter」とは
そもそも「Crayon Syntax Highlighter」って何?という方のために簡単に説明しますと、サイトの記事投稿内でソースコードを表示させるためのWordPressプラグインです。技術系ブログなどでHTMLやCSS、PHPといったソースコードの解説を視覚的に行いたいときに使用すると効果的です。
ただし、上述の赤枠箇所の通り、公式でのサポートが既に5年以上止まっているため、新しく導入orダウンロードしているものを利用するには少し工夫が必要になります。
「Crayon Syntax Highlighter」のエラー回避方法
Githubからのプラグインダウンロード
新規で導入する場合
公式ページでは既に更新が止まってしまっているため、GitHubからのダウンロードをおすすめします。
GitHub / crayon-syntax-highlighter
Source code(zip)からダウンロードしたデータ「crayon-syntax-highlighter-2.8.6 」をWordPress管理画面より「プラグインのアップロード」を行えば完了です。
既存のプラグインを更新する場合
新規同様、GitHubからzipファイルのダウンロードを行い、wp-content/plugins/crayon-syntax-highlighterの中にあるファイル一式を「crayon-syntax-highlighter-2.8.6 」のファイルで中身を丸ごと上書きしてしまいます。こうすれば、既存でダウンロードしていたプラグインの内容が更新されるので、エラーを出さずに使うことが出来るようになります。
公式のサポートが止まってしまうと、エラーの対応を自分にでやるには相当なスキルが必要ですし、セキュリティの問題や工数もかなりかかります。「Crayon Syntax Highlighter」はとても便利で使いやすいプラグインなので、GitHubで有志の方が対応してくれるのは本当にありがたいですね。